2025年3月16日日曜日

Brackeys Game Jam 2025.1 お題「Nothing can go wrong...」の一週間ゲーム制作を振り返る


 Brackeys Game Jam 2025.1 お題「Nothing can go wrong...」に参加しました。一週間の間、何をしたか書いてみた。

制作期間
2025年02月16日(月)~2025年02月23日(日)


今回制作したゲーム




Day 1

ネタだしタ〜イム。まずはどんなゲームを作るか考えるため「Nothing can go wrong...」で思いつくアイデアを書いてみる

  • 闇鍋カレーを作るゲーム。ランダムにカレーに具材が次々に入れられていき、入れちゃダメな食材がたまに出てくるので、それを入れられるのを阻止するゲーム。
  • 怪盗がお宝を守るセキュリティを突破するゲーム。警察がこの完璧なセキュリティを突破できるわけがないと油断している。
  • ドミノ、もしくはピタゴラスイッチ系の仕掛けの軌道修正ゲーム。仕掛けがどこかずれているので直していくゲーム。
  • 敵の変装を見破るゲーム。敵は完璧な変装を見破れるわけがないと豪語しているが、必ずどこかミスしていてそれを指摘するゲーム。

Day 2

休み。


Day 3

制作するゲームをドミノ倒しの軌道修正するゲームに決定。ドミノ倒しなんて技術的にできるか不安だったけど、ドミノ倒しおもしろそうだし、ChatGPTがあればプログラム部分はなんとかなるだろうし、なんとかなるなる精神で挑戦することに。

ドミノ倒しのゲームを作ることが決まったので、その上でどんな感じのゲームにするか考える。

ドミノ倒しx軌道修正

ドミノ大会が開催されていて、ライバルの一人が他の参加者のドミノ倒しをいろんな方法で荒らしまくる。ドミノ倒しを見るのが大好きなミノムシがその荒らす現場を目撃していた。プレイヤーはミノムシの声が聞こえるのでミノムシの記憶を頼りにドミノ戻しを決行する。

ドミノ倒しxスカイダイビング

ドミノ倒しマーチに遅れそうな一体のドミノ。彼は山頂からスカイダイビングし、自分の場所を探り当てながら自分の場所に着陸するのだ。ドミノ倒しは既に始まっているので、自分の番になるまえに自分の場所に辿り着ければステージクリア。

最終的に

ドミノ倒しx軌道修正

主人公はドミノ倒し部隊のリーダー。サボっているドミノ兵士を全て見つけてドミノ倒しを成功させるゲーム。

のゲームを制作することに。

Day 4

ドミノ倒し作成開始
長方形のGameObjectをドミノに見立ててをドミノ倒しを作成。ドミノにRigidBodyをつけて、ボールオブジェクトをぶつけることでドミノ倒しが可能なのを確認。ただ手動でドミノを置くのは大変だと感じ、何か他の方法がないか探し始める。


ドミノ兵士作成
MagicaVoxelで兵士たちのボクセルをぽちぽち。
左がリーダー、右はドミノ兵士

リーダーの威厳が足りなかったので、あとでサングラスを足しました。

Day 5

ドミノを並べるいい方法がないか探していたら、曲線状にオブジェクトを並べることができるSpline機能が良さげだと思いためしてみた。

なんとかうまくいった。これでドミノ倒し作りがだいぶ楽になるはず。けどSpline内のドミノをどうやってサボらせたらいいんだ!普通のGameObjectと違ってなぜかSceneListにGameObjectが表示されないんだ〜!
なんとかなった。ドミノオブジェクトが作成させるたび、一箇所にリストを作ってそこからサボるドミノを選べるようにした。これでコア部分は完成だ!

Day 6

コア部分ができたのでここからドミノの見た目を変えていく。MagicaVoxelで作成したドミノのキャラをアニメーションしたいと思ってmixamoのサイトでキャラを動かしてみたけど、どえらいことになった。

サングラスの部分が体の一部と認識したっぽい。何度やってもダメだったので、最初は仮の頭を作ってからmixamoに入れて、あとから顔、帽子、目の部分を対応したパーツに加えることで問題が解決した。



これで好きなポーズも自由自在。このポーズがお気に入り。


Day 7

ゲーム完成に向け、タイトルとかステージ選択画面をを作成。ゲームがhtml上で遊べるかチェックしたあとステージ作りを時間が許す限り作る予定。

昼ぐらいにゲームがhtml上で遊べるかチェックしてみた。そしたら案の定エラーが発生。

Releaseビルドのエラーログではあんまり情報を落としてくれない。

DebugビルドでDominoSoldierクラスのStart()内で何か問題があるようなことが書いてあることがわかった。

DominoSoldierクラス内

タイトル画面上ではDominoStageSetup.Instanceがnullptrだとわかった。思いつきでステージ内にあるドミノの兵士をタイトル画面に持っていった事で起きたバグだった。エディター上はこのバグは発生しないので結構厄介。

このhtmlエラーを直すのに時間がかかりすぎてしまい、残り3時間でステージ作りをがんばることに。途中で遠くにいるドミノを見つけるため、ドミノ倒しを中継するためのカメラが必要だと分かりヒーっと思いながら急いで作った。8ステージ作る予定が結局3ステージに収めてゲーム提出。

結果発表


結果発表〜!2199位中903位でした。

今回よかった事

  • ゲームを提出できたこと。前回Brackeys Game Jam 2024.2の時間に合わなかったので、今回こそ間に合ってよかった。
  • 技術的に無理そうだなと思ったゲームを作れたという事実。ドミノ倒しなんて絶対無理〜!と思っていた初日の自分に自慢したい。
  • html内で何かバグった時、Debugビルドでためすのは有効。

次回やってみたい事/気をつける事

  • 今回はコア部分が難しかったとはいえ、ステージ作りあとまわしにしがちに感じる。多分自分はステージ作り、マップ作り系は苦手分野なのだろうなと感じた。
  • 今回のゲームのゲームメカニクスは気に入っている。余裕あればステージ数などを増やすことでもっと発展させたい。




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